初代西光寺は文明六年(1474年)蓮実により創建される。現西光寺は慶長五年(1600年)七代目明順により現在地に創設する。明治24年10月28日濃尾大地震で建物は崩壊したが、明治34年10年の歳月をかけて復興整備された。現本堂は、永平寺の伽藍建築で磨かれた志比大工の棟梁、山口弁之助の手により完成された。 現本尊は、慶長五年(1600年)明順時本願寺第十二世、淮如宗主より下附された佛である。また、本堂・山門の彫刻は、米原上丹生の木彫軍団の彫長、川口巳之吉の手によるものである。