趣 味 ![]() トヨタ ヴィッツRS (NCP13 1.5L 5DOOR AHMVK)についてのページです。 写真満載で重いですのでご注意ください!改造は自己責任でお願いいたします。 |
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後期型ヴィッツへのサイドアシストグリップ増設 全ては一通のメールから始まった・・・。 ある日、T山さんよりメールを頂いたのが始まりでした。「私の乗っているヴィッツには“手摺り”がありませんが、MIZOさんのヴィッツにはHP上の写真では手擦りがついています。増設したのでしょうか?」というものでした。 ポン付けが可能なのねん!? はいはい。ヴィッツはグレードによりいわゆる「アシストグリップ」の個数が違うんですよね。でもね、パーツを用意して、目隠し蓋を外せば簡単にポン付けができるんですヨ。お手軽DIYで増設できるんです。 T山さんはお子さんがいらっしゃるとの事で、アシストグリップがどうしても必要との事。 早速、アシストグリップの品番と取り付けネジの品番を調べて、T山さんに返信をしました。 これぐらいのことでしたらお安い御用です。いつでもお尋ねくださいな。 ![]() アシストグリップ 74611−52010−B0 940円 アシストグリップ用 留めネジ 91621−60640 70円 ×2本必要 アシストグリップ用 コートフック 74631−28010−B1 160円 ・・・この安易な考え方が私達の過ちの始まりでした・・・。(昼のドラマ風)大げさ(笑) 現行型には目隠し蓋が無い!? T山さんからすぐに返信が来ました。「目隠し蓋が一個しか無いんですけど・・・」「・・・???」 ![]() ええぇ!?!?今のヴィッツは目隠し蓋が一個しかないんですか!?う〜ん、うちのヴィッツには目隠し蓋が2つあるんやけどねぇ?? ← MIZOのヴィッツは目隠し蓋が2つ 詳しく調べてみますと、解りました。 13年12月のマイナーチェンジ(涙目モデル登場時)より今までの目隠し蓋2個から1個へ変更されているのです。うーむ、こんな所までコスト削減の波が・・・。 問題は、取り付けるためのサービスホールがあるのか、無いのか。ホールが無ければグリップは取り付けできませんからね。 フレームに変更なし!内張りの中にサービスホールは存在する! さらに調べた所、該当のフレーム関係に従来からの変更箇所はありませんでした。 また、グレードによりアシストグリップの個数が違うようです。ということは下級クラスの車両でも上級クラスの車両でも、さらに輸出仕様でも該当箇所のフレームは同じと言う事です。 つまり、フレームにはグレードに関係なく取り付け用のサービスホールが存在していると言う事です。 単純に目隠し蓋が1個に減らされただけのようですね。恐るべしコスト削減の鬼・・・。 天井の内装を剥がせば、そこに取り付けるための穴が確実に存在するのだ!!(徳川埋蔵金っぽい) T山さんイチかバチかの勝負にでる! ・・・と言いましても、なにぶん、マイチェン後のユーザーが近くにいないので確認できず、強気に出れません。「ほぼ間違いなく確実な不確定情報」などという意味不明な回答をT山さんにしたところ、快く勝負に出てくれました。「内装を剥がして確認してみる」と!感激です!! 以下、T山さんのレポートと写真を交えお送りいたします。 ![]() 天井の内装をずらして確認するためには・・・ 1.ボディー側の開口部のふちにあるゴム(ウェザーストリップかな?)をはがす。 ← この黒いふちゴムですね。 2.目隠し蓋を外す ![]() 3.内装をずらしてみる(接着剤などは無し) よっしゃ〜!!やっぱりありました!きちんとサービスホールが存在します! ということは、初期型、後期型に関係なくアシストグリップは装着可能ということです! ということで、早速アシストグリップを取り付けてみます。 アシストグリップの増設方法 ![]() アシストグリップは取り付けに2箇所の穴が必要です。1箇所は目隠し蓋が有った穴がありますので、それでOKです。 もう1箇所は先ほどサービスヒールがあった部分にグリップが取り付けられるようにカッターで内装に穴をあけます。 くれぐれも、サービスホールよりズレた位置に穴をあけないように・・・。 ![]() 穴が空いたら、後はネジで留めるだけです。 簡単ですね。 ![]() ネジ部分の蓋を被せば完成です! 他グレードの部品を流用するということは、意外に簡単なもんです。ほぼ無加工、いわゆるポン付けで付けられる場合がほとんどです。 要は観察眼とアイデア次第ですね(・・・偉そうにいうほどではない(爆)) 今回はマイチェン後の車両への取付を行ったため、サービスホールの状況が不確定でしたが、T山さんの勇気ある行動により(笑)マイチェン後の車両にも対応する事が明らかになりました。 今一歩踏み出せなかったユーザーの方もこれを参考にしていただけたら幸いです。 なお、説明するまでもありませんが、マイチェン前の車両へは目隠し蓋を外すだけです。非常に簡単です。 作業時間は正味10分以内でしょう。 なお、現行型のヴィッツ(涙目の後方アンテナ車)からはグリップの形状が変わりダンパー内蔵の折り畳み式のグリップになっています。う〜ん、今の車は豪華ねん(T_T) おまけの情報 T山さんによると、内装をずらして見た際、他にも幾つかサービスホールが存在しているとのことです。 ということは、例えばバス釣りなどのロッドホルダーや吊り下げ式のスピーカーなども装備できそうです。その他、レースされる方なんかですとボディーの補強材なども入れることが出来そうですね。 興味のある方、いかがでしょうか。 それと、アシストグリップまでは必要無いけどコートフックは欲しいという方には、目隠し蓋の1箇所を外せば取付できるコートフックが有ります。つまり全く無加工で取り付けられるということですね。 形はキノコ型のもので、プロボックスやサクシードにオプション採用されているものです。 コートフック 74631−52010 270円 コートフック用 留めネジ 90157−60019 50円 (必要数1個) “さらに”おまけの情報 上記のレポをUPしてしばらく経った頃、またもや一通のメールが舞い込んできました。 「ダンパー内蔵の折り畳み式のグリップ」について「R1」さんからでした。以下部分引用です。 ***** >今回は情報を提供させていただきたくこのメールを書かせていただきました。 >全国の涙目非VパッケージRSオーナーさんの為に下記の情報を載せていただけませんでしょうか? ![]() >2回目マイチェン後用 コートフック付き自動格納アシストグリップ 品番74610−52010−B0 単価1000円 (写真:(C)TOYOTA) >私のVITZにも目隠し蓋が1つしかありませんでしたが、もう一つの目隠し蓋があるべき部分の内張りの中を見てみると、ネジ穴(サービスホール)ではなく四角い穴が空いてあいておりました。 >また、内装の裏側に、ケガキ線が有り、その通りにカッターで切り抜くと、間違いなくコートフック取り付け用の穴を空けることが可能でした。 >グリップの固定方法もネジではなく、グリップ側についている四角い金属製の爪による物へ変更されておりました。従いまして、必要な部品はグリップのみとなっております。 ***** うおおぉぉぉん!!(T-T) 感動です!!HPを見て下さった方からわざわざ情報が頂けるなんて!!R1さんには本当に感謝申し上げますm(_ _)m つまり、アシストグリップを増設したい時には 1.自動格納機能がないグリップを装備のヴィッツには前述のノーマルタイプのグリップを増設 2.自動格納機能があるグリップを装備のヴィッツには自動格納タイプを増設 と言う事ですね。 解り易く言えば、取り付け方法の変更によりマイチェン前後では互換性が無いと言う事です。 切替時期は2度目のマイナーチェンジ時です。(アンテナが後方配置になった時から) 増設時には、ご自分のヴィッツのアシストグリップがどのようなタイプかを確認する必要がありますね。 |
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アシストグリップ増設への雑感 グレードごとに装備があったり無かったり。まぁ値段も値段なんで今回の装備に付いては納得のいく部分だと思います。それでも上級グレードの装備や、「何かが付くんだろう」的な目隠し蓋は気になるところ。今回のDIYはそんなツボをくすぐる作業でした。 大変ご丁寧なメールのやり取りをしていただき、また、DIYレポートまでご協力を頂いたT山さん。今回のDIYレポートはT山さんあってのものです。T山さんに深く感謝申し上げます。m(_ _)m それから、ヴィッツオーナーのためにとわざわざ調べてメールを送ってくださったR1さん。大変うれしかったです。R1さんの想いを受けてこれからもDIY記事を書いていきます。応援有難う御座いますm(_ _)m |
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このDIYで使った資材と工具 アシストグリップ 74611−52010−B0 940円 アシストグリップ用 留めネジ 91621−60640 70円 (必要数2個) アシストグリップ用 コートフック 74631−28010−B1 160円 内張り剥がし(要らないかも)、カッターナイフ、2#プラスドライバー <<参考>> コートフック 74631−52010 270円 コートフック用 留めネジ 90157−60019 50円 (必要数1個) 2回目マイチェン後用 コートフック付き自動格納アシストグリップ 74610−52010−B0 1000円 (※留めネジの必要は無し) |
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