エアコンのドレンホース延長 |
純正のままですと、水滴がクロスメンバ上に落ちて、スタビライザーのブッシュの上に溜まり劣化を早める恐れがありますので、ホースを延長し影響の無い場所へ排出できるようにしました。
ヴィッツのエアコンのドレンホースは僅か2.3センチほど。
しかも水滴の落ちる先がちょうどクロスメンバの上なんですよね。
これが伝って、スタビライザのブッシュの所や、ブッシュリンクに溜まっています。
ブッシュはゴムなので、水にさらされるのと乾燥を繰り返すと、耐久性に影響が出るのは当然です。
また、夏場にジャッキアップすると、そこらじゅうからポタポタと水滴が落ちてくるのでうっとうしいったらありゃしない。
そこで邪魔にならない位置にホースを延長して適正な位置に排出できるように誘導してやりました。
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車をジャッキアップして、必ずウマを入れます。
助手席の足先付近にドレンはあります。エンジンルームから手を突っ込んでの作業は不可能に近いので、車の下に潜り込みます。
ぴょこんと出ている純正のドレンホースに差し込むだけです。
内径14ミリの家庭用エアコンのドレンホースがちょうどです。
ブレーキパイプとロワアームにインシュロックタイで結びつけ固定します。
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全体像はこんな感じです。今までよりかなり後方に排水できるようにしました。
スタビライザーなどの稼動部にホースが触れないようにしましょう。
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真夏にクーラーを稼動させていると結構な量の排水があります。
これがまたエンジンルームのアンダーカバーの色々な所に溜まるんですよね。
この溜まった水がただのクーラーの排水なら良いですが、ラジエターのクーラントだったり、オイルだとまずいですよね。
漏れなどのトラブルの早期発見の為にも、エアコンの排水はキチンと適正な位置に排出するべきですね。
使用部品など
家庭用エアコン用ドレンホース(内径14ミリ)50センチほど (52円)
インシュロックタイ 2本
作業時間 10分 実作業は5分(ジャッキアップして潜るのに時間が掛かる!)
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