このようにドラム缶の中には、炭ができています。今回は杉でしたので軽い炭になりました。
これをお土産にもらいました。
そのほか、純粋の楢で作ったモクサク液やブナなどで作ったかたい炭をもらって帰りました。
大変面白い2日間でした。また次もこんな講習があったら受けてみたいです。

傘の大きさは20センチぐらいです。中の木がほぼ炭化したら火を止め土で覆います。翌日までそのままにします。次の日にはドラム缶も覚めて取り出せます。

煙突を長くひいて煙が上に行くようにします。200度ぐらいまでは、いろいろな物質が出るので、それは使いません。
煙突から木酢液が少しずつ出てきますのでそのしずくを入れ物に受けます。たまった木酢液は、タールが含まれていますので沈殿させます。濁りのない黄色い透き通った液が純粋の木酢液です。煙の色が、変わってきたら火を止めます。

火をつけるときは入口にかたい木を仕組みその周りに燃え残りなどすぐ火がつくものを置きます。こうしてしばらくすると中の木にも燃え移りますが、いぶす状態になります。

煙突を付けて土をかぶせます。
このようにドラム缶本体は土で覆ってしまいます。ブロックを組んで焚口を作ります。

地面を少し掘ってそこに置きます。入口は焚口以外は閉めます。

はじめに仕組み方を聞きました。この中に炭にする木をぎっしり入れます。楢クヌギ系統がいいようですが、この日は杉でやりました。入口は直接炎が当たらないように当てるものです。このほか、ドラム缶のふたや煙突などがいります。ここの施設では特注だそうです。ドラム缶もさびにくいものです。

平成20年文化の日のころ、2日間に亘りドラム缶を使って炭を作る講習に参加しました。山の中の静かな施設で煙を全く気にしないでできる場所です。
先生や助手の方が熱心に指導してくださいました。わが畑でもやりたいなと思いました。

ドラム缶製炭
自然の広場へ