種まきは温室で種まき用の土に撒き、管理する。

雀の被害をよけるため、麦に防鳥ネットを張る。

飛んでくるちょうやがを寄せ付けないキラリンネット。このほかに不織布も使う。秋、冬は防寒の役目もする。

コンパニオンプランツのトマトとネギ

コスモスの囲いが畑の南と東にある。虫が忌避する。

牛乳パックを半分に切って大豆苗をその中に入れて移植
根切り虫対策

キラリンネットの中の夏大根。
青虫、コナガの幼虫はいない。

夏場の土壌消毒、白菜の畝を6月から覆って虫退治

接木苗 きゅうりやすいか、トマトやナスは接木苗は、丈夫です。ナスは、特に接木苗だと秋の終わりまで良くなる。きゅうりも苗は少々高めだけど、たくさんなって元が取れる。
抵抗力のある苗、種 始めから弱い種類もあるので病気や虫に強い品種を選ぶ。あんまり改良した難しい品種は、無農薬有機栽培には、向かないようだ。イチゴなどもお店に売ってある苗は、アブラムシなどに弱い。
栽培時期 白菜や大根などの種まきは、夏の暑い時期で虫にやられるので時期を少しずらすとよい。時期を逸しないように蒔くものもある。近年夏が暑いので、秋口に種まきをしたほうが良い
栽培管理 水のやりすぎ、肥料のやりすぎは、弱い苗になる。これ過保護、過干渉・・人間も一緒。また、よく見まわることも大切、病気や虫の害を早く発見して手当てをすぐやる。
間作 同じ物を広く作ると同じ虫がはびこる。それで、一畝ごとに野菜を変えて作る。そうするとアブラムシなどの大量発生を抑えることもある。
輪作 同じ作物を毎年同じ場所に作らない。基本的には、どの植物も輪作をする。特にナス系は長年土を嫌うと昔聞いた事がある。
栽培密度 混みこみに作ると病害虫も発生しやすい。狭い畑にあれもこれもと欲張ると結局出来なくなる。風通しや日当たりを考えて、植える。間引き、剪定が必要。大豆や小豆なども密植するとカメムシ、ヨトウムシの被害が多かった。
ハーブの間作 マリーゴールド、カモミール、など匂いの強いある種のハーブを間に植えると忌避する。
ネギ、ニラを株元に植える。トマトには植えている。
コスモスの囲い 畑の周りをコスモスで囲うとあら不思議。虫が少なかった。平成17年安八農場
10 病植物の撤去 病気がついた葉、実、花などは、きれいに取り除く。取った葉などは、燃やしたりきちんと処分する。草木灰を作ると良い。山の木なども一緒に燃やし、黒白の灰にする。
11 雑草 雑草から病害虫が発生するので、きちんととって畑をきれいにし、風通しを良くする。
乾かして燃やし灰にする。
12 害虫 これは、根気よく取る。葉の表より裏や根元、土の中にいるので、つぶさに観察して取る。草を厚くしくとコガネの幼虫が増えるので気をつける。ひと冬越すと春先は、葦の腐葉土に根切り虫やコガネムシの幼虫がいっぱいいるので、土を耕し捕殺する。
13 鳥対策 ヒヨドリなどにチンゲンサイなどの葉っぱをやられるので、ネットを張る。
カラスに落花生をほじくられたので、ネットを張る。カラスに柿の実をつつかれ、残りに袋をかける。雀がボカシ肥料をほじくって玉ねぎの苗を冬場にやられた。
14 乾燥対策 夏場の乾燥は、ハダニ、グンバイムシが発生。ホースで強く葉の裏に水をかける。
苗など根元にはヨムギなどの葉をかける。藁があればいいが無い時は川でヨシを刈って敷く。
15 害虫誘引 ナメクジは、ビールが好きなので誘引して取る。   誰かさんと一緒? 冬場の大根葉などを大根の近くに埋めておくとヨトウムシや蛾などの幼虫が寄ってくるので捕らえる。
16 土壌消毒 熱による土壌消毒。鉄板の上で熱する。古い土は、夏の暑い日にコンクリートの上に広げて干す。黒いビニール袋の中に入れて天火で蒸した状態にする。
17 植物の覆い ビニールハウスで作ると害虫は、飛んでこないので、防げる。
露地畑でも不織布の覆いをやるとアブラムシなどある程度防げる。
18 キラリンネット 寒冷紗の白いのに銀の線が入ったものが虫の侵入を防ぐ。これは優れもの。大根、白菜、ミズナなどの葉物には必需品。
19 アルミ箔など光る物、銀マルチ アブラムシが金柑の木に発生した時、根元の周りをアルミ箔で囲んだらいなくなった。
白菜の根元に銀色マルチを敷いたらアブラムシの発生を抑えられた。
経験やいろいろな人から聞いた事などをまとめてみました。
この中のいくつかは、試してみました。
とにかく、手間ひまかける事、手間ひまかかったものは、見栄えは悪くても本当の味がしておいしい事、コストがかかることは実証済みです。

病害虫対策

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