ここネット通信号外   〜京都の修学院離宮とその近隣地区の仏閣と神社などにて〜




 やっと旅行記が書ける。
 東京の友達や、岐阜の仕事仲間に京都に行かないかと誘っても、
無反応だったので、あきらめて一人旅をすることにした。



 行きはよいよい帰りはなんとかで、とても体力の必要とする旅となった。
 日帰り旅行でこんなに疲れたのは久しぶりだ。
 京都の紅葉真っ盛りのシーズンだったからだ。
 ここまでとは、全く予想ができなかった。なにせ帰りの市営バスは、
 殺人的な混み合いで、身動きさえできなかった。バスでこんな状態は、はじめてだ。




そんな苦い経験はさておき、せっかくの名所の旅行なので、そのことを書かなくてはならない。
紅葉のことは後で書くことにして、修学院離宮について書きたい。
江戸時代の天皇が作った巨大な庭園であり、全部の名所を周るのに歩いて1時間20分かかる。
まさに超広大な庭園である。最後の方は歩き疲れて、足取りも重くなり、また歩くの??という状態だった。
それほど広大だった。一番の見どころは、離宮内のある木造建築物の中の棚の構造だったが、
それよりももっと見事だったのは、京都市内を見下ろすとても素晴らしい眺望だった。
 そこまでは、かなり登り坂を上ったが(標高130メートルぐらい)、
訪れた観光客に何も言わせないような、ただため息をつくしかないような素晴らしい眺望だった。
 ガイドさんによれば、京都タワーを上っても、同じような眺望が観られるということだったが、
なにせ、かなり苦労して登っただけあって、その眺望もまさに格別のものとなった。
 こんないい経験は京都へ何度も来ているが初めてだ。1時間近く、当日観覧予約を取るのに、
本当に待ったかいがあった。何が良かったって、京都をこの手で拾い上げてしまうような
まさに圧倒的な全貌が観られたことだ。とてもいい!!


 
修学院離宮のベタ褒めばかりしてしまったので、京都の紅葉のことについて書きたい。
京都の紅葉は岐阜県の紅葉と違って、とても素晴らしい。
 寺社や神社の中だけではなく、その周りも恵まれていて、あちこち紅葉を観賞できる。
こういうときは、自分の高級デジカメでは駄目だと思い(自分のカメラの腕がついていかない)、
使い捨てカメラを持っていったが、27枚ではとても足りないぐらいの紅葉のひろがりを見ることができた。
これも絶景である。どちらもいい経験をした。


今思えば、こんな旅は二度と味わえないかも!
離宮のガイドさんは、他の季節もいいですよ、と言っていたが、もう十分である。
旅を満喫しすぎた。そして、さっき書いたように帰りはこの様だ。
いいことはずっと続かないとはいえ、とても辛い経験もした。
今度は紅葉ではない季節にまた、絶景を望めたらうれしい!!