ここネット通信


          No.8
平成25年12月20日
ここね
発行者 特定非営利活動法人 心音


            特 定 非 営 利 活 動 法 人 心音
              代筆 サイトの管理人(メンバーの一人)




 秋もとうに去り、冬本番の足音が聞こえてくるようです。                 
外に出れば、さすがにコートや厚手の衣服以外の人々はいなく、しっかりと          
着込んでいる様子でした。                                
私自身もコート一枚だけでは寒いので、何枚も暖かそうな衣服を着重ねて寒さをしのいでいます。
 今回のイベントはしっかりと暖房のきいた、ここネット内で行われました。         
外の寒さに負けずとメンバーの皆様が、張り切って、出し物を工夫していました。       
 そこには、”笑い”があり、いつもの作業では見られない、いい表情をしていました。    
笑うこととは、笑われることとは違い、自発的に自分の内面をさらけ出すことにつながり、   
ひいては日頃の疲れを吹き飛ばす効果につながります。                   
 私は、”笑い”はコミュニケーションの一つと考えます。                 
言葉のキャッチボールが全てではないと思っています。                   
 ”笑い”には、場の雰囲気を和ませる効果があり、自分の内面を出すことで、他の人に自分は 
どういう人か分かってもらえる効果もあります。非積極的コミュニケーションかもしれません。 
あと、”和ませる”ということで、メンバーどうしの一体感も出てくる状態にしてくれます。  
非積極的コミュニケーションのことをポジティブではなく、ネガティブなものと考える人も   
いるかもしれません。例えネガティブであっても、話すことが得意でない人にとっては、    
他のメンバーの人たちと話す機会を幾分与えられた状態を作り出すと思います。        
 他にもいろいろなコミュニケーションが存在します。                   
”笑い”の正反対の”泣くこと”もそうだと思います。                   
”泣くこと”に関しては、いろいろな言葉が存在するので、この作業所では、その状態を    
つくりだすのは無理ですが、例えば”男泣き”という言葉には、いろいろな意味が付加します。 
ここでそれについて、詳しく述べるのは、それを研究している人たちには失礼かもしれませんので
割愛させていただきます。  普段の作業でも”笑い”が絶えない職場づくりを目指すということは、案外難しいことかも  
しれません。メンバーの方々が知恵を出し合えば、”三人寄れば文殊の知恵”ではありませんが、
いいアイデアが浮かびあがり、毎日楽しく作業ができるかもしれません。           
 それは、これからの課題です。                             
 今回のクリスマス会を通して得られたものを、普段の作業でも出せるようにすれば、     
今回のイベントは大変意味のあるものとなったと思います。                 
 それと同時に作業所の本来の目的である、作業所以外での普段の日常生活でも糧となったものが
日々のエネルギーになればと願っています。                        






下の写真は、今年のクリスマス会の模様です。                       
いつもになく、メンバーが張り切って、出し物をいろいろと用意してくれました。       

昼食会のメニューは、オードブルと手巻き寿司とピザとハムでした。             
メンバーは普段食べられないご馳走を前にして、気分も弾んでいました。           




食事の後は、いつものイベントですが、今回はメンバーさんが考えてくれた          
とっておきのクリスマスプレゼントをいただきました。                   


一発芸や、”誰でもピカソ”絵描きや、マルバツクイズでした。               
どれも、メンバーさんに人気で、とても楽しい時を過ごしました。              


最後には恒例のビンゴゲームで、ビンゴをとった人が景品をもらっていきました。       
中には何が入っているかは秘密でしたが、心の中ではみんな喜んでいる様子でした。      


帰りにはケーキをもらい、満面の笑みで帰っていきました。